冬山下見(赤石岳)

平成18年10月15日〜17日
パーティー 内田



 昨年に引き続き冬山下見として南ア・赤石岳へ行って来ました。今回は静岡県・畑薙ダムから東海フォレストの送迎バスを使って赤石小屋2泊(ちょうど小屋の営業が15日までなので1泊は有料、しかしもう1泊は期間外無料開放)にて秋山を充分堪能してきました。

 初日はさわら島から大倉尾根を赤石小屋まで。いきなり樹林帯の急登からはじまり、尾根上に上がると幾分傾斜は落ち、所々急登を交えながら高度を上げていく。この時期は暑くも無く寒くも無くちょうど良い気温。また清清しく澄んだ空気感が癒しを与えてくれる。マイペースで歩き赤石小屋13時過ぎ到着。本日はここまでなので小屋で宿泊の手配をし、荷物を置いて富士見平まで下見に行く。天気は予報通りピーカンで小屋からは正面に赤石岳の勇姿が、右に目を移すと昨年下見で登った悪沢岳がどっしりと眺望でき、グッドロケーションである。また富士見平まで登ると、その名の通り富士山のベスト展望台、日没まで360度の展望をゆったりと楽しんだ。

 翌日は千枚小屋まで足を延ばすことも考えたがコースタイムで10H以上との事であっさり却下。赤石岳までのピストンとした。富士見平から先が本格的な登り、一旦下り小赤石からの主尾根の左側を巻いて行く。途中はしごが数箇所あり、また今回の目的冬季ルートの入口を確認する。

 登山道が主尾根から離れて小赤石岳と赤石岳の鞍部の間のルンゼ(北沢)を詰めるようになると、冬季ルート(小赤石岳への尾根、通称ラクダの背)を眺めながら高度を上げていく。北沢上部のカール状地帯を横切り鞍部からの派生尾根に上がると稜線は間近。稜線に出るとさすがに風が強くなるが一投足で赤石岳頂上。頂上南側一段下がった所に避難小屋があり、南側が広くなっている。ここで小1H位ゆっくりする。小屋閉鎖に伴う荷揚用ヘリが忙しく飛び廻っていた。

 来た道を引き返し小赤石岳へ。冬季ルートのラクダの背を見下ろしながら確認、写真に収める。荒川三山へのルートも確認し、ここでも小1H位のんびりする。

 下りも時間をかけてゆっくりと小屋には15時過ぎに到着。今晩は1段下がった冬季小屋で1泊。2Fが宿泊スペースになっていて5パーティー位泊まれるが、入口が2Fにないのが残念。たぶんそれ程積雪がないとの事だろうか?

 最終日は5:40起床。10時の送迎バスに間に合うように下らなければならない。小屋展望台から朝日に輝く赤石岳の勇姿を目に焼き付け、入山した道を下っていった。

 この時期入山者は少なく、気温もちょうど良い。秋の好天を見計らって山に入るのにはベストシーズンではなかろうか。

(コースタイム)
15日 さわら島(9:00)―赤石小屋(13:10)―富士見平(15:15)―赤石小屋(17:00)
16日 赤石小屋(7:10)―赤石岳(9:50)―小赤石岳(11:50)―赤石小屋(15:10)
17日 赤石小屋(7:10)―さわら島(9:30)

(記・内田)

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