春山合宿(白馬岳主稜)


 本年度春山合宿は、希望の多かった白馬岳周辺、リーダーも言い出した高梨さんに御願いする。ルートは参加者にあわせて主稜隊・小蓮華尾根隊・縦走隊に分かれて、白馬尻に終結することになった。
 30日晩出発、先発隊は夜半2時半に猿倉駐車場に到着。心配した駐車スペースもあり、脇にテントを張って仮眠する。夜が明け周りが騒がしくなってきたので起床。テントを撤収し荷分けを行う。今回はベースを張り、空身アタックなので食糧は豪華にしたが、結構な荷物になり、また寝不足がたたって白馬尻まで難儀した。天気は2日まで持ちそうで、初日から春の日差しが残雪に眩しかった。
 アタック日は2時起床。スープとビスケットで簡単に食事を済ませ出発。交信時間を決め小蓮華隊と分かれ取り付きへ。昨日下見しておいたトレースを辿り稜線末端に。途中から夜も白みはじめ懐電を消す。約1時間、思ったより早く稜線末端に到着。振り返れば小蓮華尾根を通して日が昇ってきた。8峰は左から雪稜を廻りこみピークへ。ここにきて始めてこれから登る稜線が一望できた。ここからは稜線上、途中露岩ハイマツ上を乗っ越す所が白馬沢側にスッパリ切れていて緊張する。五・六のコルを過ぎると傾斜は落ちるが、今度はナイフリッジの登高になる。両側はスッパリ切れているが、風がなくまたバケツのトレースがついているので、さほど気にならなかった。いつのまにか後続パーティーが現れ、抜きつ抜かれつ上部雪壁まで進む。小蓮華隊とは1時間ごとに交信したが、稜線上の藪漕ぎで苦労しているようだ。4峰付近ビバーク跡で大休止。上部雪壁に人が張りついているのが見渡せた。ここから2ピッチで雪壁直下に到着。ここが最後の雪壁とは思わず、カズと戸井さんがノーザイルで登る。その間後続パーティーに割り込まれ、私と高梨さんは1時間待たされ登頂。最後の雪壁はザイルを使って登る予定だっただけに、あっけない幕切れになってしまった。それでも頂上で縦走隊と合流でき記念撮影。白馬山荘でビールを仕入れ一路ベースへ急いだ。
 心配されていた小蓮華隊は白馬山荘で時間切れ。下山日は彼等の到着を待って出発。本日も晴天。結局3日間快晴の中、日焼けで真っ黒になった顔で下山した。テン場から一望できた主稜がまぶたに焼きついて離れなかった。

(メンバー)
L高梨、内田、戸井、岡本か

(コース&タイム)
5/1 猿倉(8:50)〜白馬尻(10:20)
5/2 白馬尻(3:30)〜稜線上(4:40)〜2280M(6:30)〜2500M(7:50)〜頂上手前(9:45)
             〜白馬岳頂上(11:40)〜白馬尻(13:20)
5/3 白馬尻(9:00)〜猿倉(10:00)

白馬岳主稜全貌
 白馬岳主稜全貌

 猿倉から白馬尻に向かう途中、何度も
 主稜が見わたせた。残雪が少なく露岩
 が目立った。

稜線末端から八峰を目指す
 稜線末端から八峰を目指す

 苦労してやっと稜線末端に到着。
 ここから長い稜線歩きが始まる。
 否応無しに登行意欲が高まる。

八峰付近からの稜線
 八峰付近からの稜線

 八峰を越えて一休み。
 これから登る稜線が一望できた。

六峰付近からの稜線<
 六峰付近からの稜線

 5、6のコルを通して上部稜線が見渡せ
 た。ここからナイフリッジ、急雪壁が現れ
 緊張させられた。

杓子岳
 杓子岳

 雲海をバックに並行している双子尾根稜
 線が美しい。

雲海をバックに
 雲海をバックに

 雲海をバックに急雪壁を登る。

記念撮影
 記念撮影

 途中何ヶ所もビバーク跡があり、そこで1本とる。
 他パーティーに頼み、上部をバックに記念撮影。

2峰手前からの上部
 ニ峰手前からの上部

 小蓮華隊と交信するため上部雪壁手前
 でピッチをきる。60M雪壁が目前。

下部稜線
 下部稜線

 急な雪壁を登るリーダー。バックに下部
 稜線が切れ落ちている。

60M雪壁
 60M雪壁

 核心部の60M雪壁。
 そうとは知らずノーザイルで登ってしまう。

頂上からの主稜
 頂上からの主稜

 頂上から主稜を見下ろす。
 よく登ってきたと思う程の急斜面だった。

杓子岳〜鑓ヶ岳稜線
 杓子岳〜鑓ヶ岳稜線

 稜線上は雪がなく。
 プラブーツでは辛い。

テン場からの主稜
 テン場からの主稜

 白馬尻右岸台地に張ったテン場からも
 主稜が見渡せた。

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